もうすぐ夏!広島国際アニメーションフェスティバル!
女子に生まれたとも女の機能を全て受け入れることは難しい。
現に私は初潮を迎えることも妊娠することも怖かった。
だって特に妊娠なんて自分にもう一人分の命が宿るんだよ!?
それってどんなん!?
いつまでも子供でいたいピーターパンシンドローム気味のチキンな私はそう思っていました。
でも不思議なもので、お腹が大きくなってきて胎動を感じるようになってからは俄然おもしろく(この言葉は適当なのかよくわからないけど)なってきた。
お腹の中で別の命がぽこぽこ動いている感じ。
お!生きてるね!のってるね!元気に育てよ!
と思わず声がけ。
一人旅が好きだった私。初めての環境に自分の身を置くことで、考えが変わっていく(または変わらないものを確かめる)のが好きだった。
妊娠もまた一つの大きな出来事です。
このことは自分を大きく変えるのかな。
とにかくお腹の人は無事育っておくれ。
母ちゃんのところに来てくれてありがとよ〜!!!
そんなこんなで季節はいつの間にか初夏。梅雨。
もう気分は夏休みまっしぐら。
今年の夏は広島で2年に一度の国際アニメーションフェスティバルがあります〜!!
世界4大アニメーションフェスティバルのうちの一つなのです!
学生からプロの映像までたくさんの短編アニメーションに出会える機会です。
今年は8月21日(木)〜8月25日(月)
この中村一義さんのジュビリー、学生時代を思い出します。
友達がCDを貸してくれて、よく聴いた。
歌詞、いいです。
このPVのアニメーションは山村浩二さん!
NHKの『おかあさんといっしょ』内で「パクシ」という短編アニメーション、観たことある人いるかな?
2002年の『頭山』というアニメーションで数々の賞を総なめにされたこの方。
数年前広島で『カフカ 田舎医者』を観たけど、その技術に驚愕しました…。
視点の移り変わり、画面のゆがみ、アニメーションにしかできない表現で構成されている。
話は暗く入り込めなかった(!)けど、映像の凄さに感心してたら終わってた、という感じでした。
今年は広島まで行けるかな…。体調次第!
震災と自分のこと。
あの震災から3年が経ちます。
あのとき私は揺れを全く感じない遠い地域で仕事をしていました。
テレビから流れてくる悲惨な映像といつもと変わらない私の住む街とのギャップに大きなショックを受けました。そして私も、以前と変わらず仕事と家と学校の往復の日々でした。
ただなんとなく見えてきたことは、毎日をこうやって一生懸命生きていくことが自分にできることなんだ、ということ。
それが人の強さなんだ、と思えてきたのでした。
哀しんでいる人がいれば側にいって話を聴く。
隣の人が困っていれば声をかける。
そんなシンプルなことができるようになればいい。
『共感』は癒し。そして多くの問題を解く鍵になる。
原発の問題は全く終わっていません。
故郷を離れた人々は帰れず、汚染水は海に流れている。
何も解決のないまま原子力発電所の再稼働には甚だ疑問を感じます。
ほんのひと月前、妊娠がわかりました。
つわりでげぇげぇです。
家があって美味しいご飯を食べ家族がいて大好きなアニメーションが観られる。
そんな当たり前のことがずっと続きますように。
そして大事なものや人を守れる強い人になりたい、と思います。
- アーティスト: ハンバートハンバート,佐藤良成,関島岳郎,佐野遊穂,佐久間順平
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 2003/09/10
- メディア: CD
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30過ぎてもガチャガチャ好き。
先週ショッピングモールに行ったときのこと。
こんな場所には必ずあるんですよね〜。
ガチャガチャ。
(正式にはカプセルトイというらしい。ガチャポンとかガシャポンとか名前はいろいろあるみたい。)
私の専門ガチャガチャは動物とか昆虫。またはEテレキャラクター。
相方と当然のようにガチャガチャチェック!
おお・・・そこになんと!『ぼくは王さま』のガチャガチャが〜!!
※タカラトミーさんからの転用です。
『ぼくは王さま』シリーズって私が小学校低学年のときにマイブームだったのです・・・。
公式のファンクラブがあってそれに入ってたぐらい。
寺村輝夫さんと和歌山静子さんの強力タッグ!
ちょっと検索してみたら、なんと去年BSでアニメ化されてたのね。
ぼくは王さま(Boku wa Ou-Sama) 01(No Subtitles) - YouTube
で、ガチャガチャの強運を持つ相方に回してもらい、みごとコックな王さまストラップをひくことができました。
スマホにぶらさげて日々にやにやと眺めています。
EfterklangのあざやかなPV。
数年前何度も聴き&見返した曲とアニメーション。
完成度めっちゃくちゃ高いんです・・・。
miradorはスペイン語で展望塔とか張り出し窓という意味があるみたい。
エフタークラングはベルリンに拠点をおいたデンマークのバンドで、
現在はMads Brauer, Casper Clausen, Rasmus Stolbergの幼なじみの3ピース。
PVのアニメーションはJens Christian Høgni Larsen & Nan Na Hvassとなっていますね。
この!Nan Na Hvassさんの世界観、かなり素敵です!!!
エフタークラングのCDのアートワークとかも手がけてます。
ホームページがあるのでちょっと拝見。
Nan Na Hvassはパートナーと一緒にデザインスタジオを開いてらっしゃるみたい。
ポスターとかも売っているみたいで・・・欲しい。
部屋に飾りたい。
エフタークラングは2012年に一度来日してるんですよね。
また来てくれないかな〜??
生演奏聴いてみたい!
今年ラストコンサートを行う、でも解散ではない、と言ってるみたいだけど…。今後の活動要チェックです!
大人のファンタジー!ルネ・ラルー。
今日はシュールなアニメーションの話をば!
ルネ・ラルーの『ファンタスティック・プラネット』(’73) と『かたつむり』(’65) です。
Blu-ray『ファンタスティック・プラネット』30秒CM - YouTube
Rene Laloux - "Les Escargots" - YouTube
監督はルネ・ラルー。原画は両作品ともロラン・トポールです。
トポールの原画を切り絵アニメという手法で動かしているのですが、これがとってもシュール!な世界観を構築しています。
トポールは漫画家、作家として活躍していたので、芸術的要素が大きいですね。
ちなみに。『ファンタスティック・プラネット』は73年にカンヌ国際映画祭でアニメとして史上初めての審査員特別賞を受賞してます。 すごいっ!
両作品とも世界観が確立されているので、好きだという人は限られてくるでしょう。寝ちゃう人続出かも。
でもでも!一度観たら忘れられない灰汁の強さです!!
あ、ヒエロニムス・ボッスの『快楽の園』が好きな人ははまるかもしれません。
ルネ・ラルーはこの後、フランスのコミックアーティスト、メビウスと組んで『時の支配者』を完成させています。
ルネ・ラルーやメビウスについて宮崎駿は影響を受けたと言及していますし、大友克洋は日本のメビウスと呼ばれているみたいですね。
この時代の作家たちはみんな刺激しあって制作していたんだなあ!とめちゃくちゃ感慨深いです。
余談ですが相方(マンガ好き)が買ってきた『進撃の巨人』を読んで驚きました。
ルネ・ラルーの『ファンタスティック・プラネット』や『かたつむり』の世界観に通ずるものが〜!
この設定(巨人vs人類)がすごく西洋的で、日本で連載するって冒険だな!すごいな!と思ったのです。
人喰い巨人て、あまり日本になじみがないですよね。「だいだらぼっち」は日本伝承の巨人ですが……私の記憶だと人は襲わないし。
このマンガ面白いけど、ストーリーは一般受けするのだろうか・・・?と気に揉んだのですが…。
えへへへ。まったくの杞憂でした😳
(今書きながら思ったのは、巨神兵やオーム、これも巨人?vs人類でしたね…。しっかりと土壌があったんだった)
愛と哀しみの・・・ボレロ。
やっと観ました、『愛と哀しみのボレロ』(Les Uns et les Autres)を!
これ、実は学生のとき授業で一場面を観て以来ずっと気になっていたのです…。
あ、あれから10年か…。
Last scene of Les uns et les autres (1980) - le ...
この映画、よかったです。
ひさしぶりに「観てよかった〜!」って思えた作品でした。
学生のとき観たのはジョルジュ・ドンが最後にボレロを踊るシーンのみだったので、このダンスとボレロの曲がすごく印象に残っていたんです。
だからストーリーはそんなに興味がないというか、まったく期待せず観たのですが…。
私が間違っていましたー!!
『愛と哀しみのボレロ』(あいとかなしみのボレロ、Les Uns et les Autres)は、クロード・ルルーシュ監督による1981年公開のフランス映画。
1930年代から1960年代にわたり、パリ、ニューヨーク、モスクワ、ベルリンを中心とするフランス、アメリカ、ロシア、ドイツにおいて交錯する、2世代4つの家族の人生を描く。この2世代4つの家族は、序盤では互いに散発的に交錯するだけなのであるが、クライマックスシーンの、フランスのチャリティ公演で一同に終結する。
原題はフランス語の『Les Uns et les Autres』で、訳すと「一方は…、他方は…」とか、「それぞれの…」という意味らしいです。
この原題の指し示すように、幾人の人生を綴った映画です。
ちょうど戦前、戦中、戦後の時期なんですよね。
子供を戦争で失い嘆き悲しむ家族もいれば、隣の家では夫の戦争からの帰還を祝っている家族がいる。
一人の人物の幸せなときもあれば不幸なときもある。
それが人生だ。人生ばんざーい!
というメッセージを私は受け取りました。
いや、ばんざーい!とまではいかないかもしれないけど(笑)、ラストシーンのジョルジュ・ドンのあの力強い踊りを観ると、肯定的に捉えれました。
3時間もの長編(263分の完全版も存在するらしい・・・)でしたが、全く気にならなかったのも驚きです。
でも今だから真剣に人の人生を眺めれるのであって、ハタチそこそこでこの映画を観てたら、うつらうつら…してしまったかもしれません。
それゆえ、年を取ってよかったな〜♪ と思ったのでした。
好きな映画が増えました!
覚え書き: また観返すときは、あちらの歴史背景を勉強してからに!
Björkとアイスランドと雑誌のお話。
今日は街をぶらりとしていたのだけど、TORi(北欧ビンテージのお店)でこの雑誌を発見!
思わず買ってしまいました。
特集がアイスランドでこの島の音楽も書かれていたのだけど、ああ、やっぱりこの島はいいなあ。
あげると、 Björk Sigur Rós múm Seabear ......etc,
Sigur Ros - Hoppipolla - HD Live from Heima - YouTube
Múm, Green Grass Of Tunnel - YouTube
この人たちの音楽って温度を感じる。
まちがっても暑い国ではない。笑。
って今書いてて思ったんですが、私は音楽でもアニメーションでもアートでも、温度や光景を感じられるものが特に好きみたいです。5感に響くもの。
ビョーク( http://www.bjork.com)との出会いは20になる前、浪人して美大を目指してた頃。
その頃周りは「かっこいいもの」「斬新なもの」「新しいもの」を見つけるのに夢中で、私も例に漏れずそうでした。
音楽以外にもファッションやミュージックビデオなどすごく刺激的だったのです!
これは話題になった白鳥ドレス…
ビョークは2003年の苗場のフジロックフェスティバルに参加。(あ、去年も来てますね!)
謎のダンス(かわいい)を披露してて本当に感激したなあ。
雨でびちょびちょのぐちゃぐちゃだったのにもう何も考えずに一緒にダンシング!してました。私。
そういえば5歳下の子たちにビョークの話をしたら通じなかった…。…世代?
いや、趣味指向の問題か。
で、アイスランドの話に戻るのですが。
見てみたいんです、オーロラ。
私の行きたい、いや、絶対いつかここに行くぞベスト3に入っています。
アイスランドにオーロラを見に行く。
アフリカにバオバブの木を見に行く。
パリの国立自然史博物館に行く。
まず、お金、貯めますか……。