卵の中の博物館

アニメ。音楽。アート。30代女子の好きなものあれこれ紹介ブログ。

チェコアニメとの出会い!

10代の頃、映画館で『チェコアニメ新世代』を観たのがアートアニメーションにはまったきっかけです。

 

 

チェコアニメ新世代

チェコアニメ新世代

 

 

それまでパペットというと、子供の頃触れていたNHKの『人形劇 三国志』(大人になってから気付いたことですが、川本喜八郎さんが人形を作られていました。)、『ハッチポッチステーション』が記憶に残っています。どちらも好きでよく見ていました。

NHK教育は大人になった今でも大好きなチャンネル。受信料はしっかり払っております…)

 

チェコアニメ新世代』は新進気鋭の作家9人の作品を紹介しています。

 

この映画はそれまでの私の価値観、

パペット=可愛い、子供向け

を見事に打ち砕いてくれました。

 

まず、グロイ。(おっと…。)

暗い。 (あらま…。)

でもユーモアがあってなんとなく楽しい感じがする。

 

なぜだか私はわしずかみにされました。

 

特に気に入ったのはAurel Klimtの『魔法の鐘』と『落下』。

 

前者はストーリーがはっきりしててわかりやすい。

音楽も一緒に口ずさめて惹きこまれます。

 ↓日本語訳はないけどyoutubeにもありました。


O kouzelném zvonu - YouTube 

 

後者は前者とは対照的に重く暗いアニメーション。

でもこの救いようのないお話がすごく心に残ります。

 


Pad_part1 - YouTube


Pad. Part II - YouTube

 

 

 

チェコっておもしろい~!アニメーションっておもしろい~!!!

そうしてそこからどんどんと深みにはまっていったのでした…。