チェコアニメとの出会い!
10代の頃、映画館で『チェコアニメ新世代』を観たのがアートアニメーションにはまったきっかけです。
それまでパペットというと、子供の頃触れていたNHKの『人形劇 三国志』(大人になってから気付いたことですが、川本喜八郎さんが人形を作られていました。)、『ハッチポッチステーション』が記憶に残っています。どちらも好きでよく見ていました。
(NHK教育は大人になった今でも大好きなチャンネル。受信料はしっかり払っております…)
『チェコアニメ新世代』は新進気鋭の作家9人の作品を紹介しています。
この映画はそれまでの私の価値観、
パペット=可愛い、子供向け
を見事に打ち砕いてくれました。
まず、グロイ。(おっと…。)
暗い。 (あらま…。)
でもユーモアがあってなんとなく楽しい感じがする。
なぜだか私はわしずかみにされました。
特に気に入ったのはAurel Klimtの『魔法の鐘』と『落下』。
前者はストーリーがはっきりしててわかりやすい。
音楽も一緒に口ずさめて惹きこまれます。
↓日本語訳はないけどyoutubeにもありました。
後者は前者とは対照的に重く暗いアニメーション。
でもこの救いようのないお話がすごく心に残ります。
チェコっておもしろい~!アニメーションっておもしろい~!!!
そうしてそこからどんどんと深みにはまっていったのでした…。